「人材不足」▼事業者の嘆き 
2014年04月30日【 物流ウィークリー http://www.weekly-net.co.jp/ 】
本来、運行管理者は社内でドライバーの指導監督や安全輸送の責任者として業務を指示するが、ドライバーが足りない現在、欠員が出たときにはハンドルを握らざるを得ない運送会社もある。
食品配送を手がける東海サービス(杉野真一郎社長、愛知県春日井市)は、この状況について「本当は良くない。万一、異状が起きたとき、すぐ対処できない。運行管理者は社内の司令塔。ドライバーが少なく、ほかに人材を補充するとなれば人件費がかかるので無理もない」と話す。
瀬戸市内の別の運送会社も「どこの運送会社も運命共同体」という。「第一次・第二次の労働者は少なくなり、第三次産業にシフトしている時代。これに逆行するのは難しい」と話す。