JR貨物▼東京貨物ターミナル駅構内に大型物流拠点整備 
2014年09月18日【 LNEWS http://lnews.jp 】
JR貨物は9月10日、東京貨物ターミナル駅構内に大型物流施設2棟「エフ・プラザ東京M棟、N棟」を建設すると発表した。
陸・海・空の「結節点」という立地を活かし、海上コンテナとトラックと鉄道との相互積み替え、保管、荷捌き機能の拡大を図る狙いで、マルチテナント型物流施設、2棟。
施設規模は、M棟が5階建て、延床面積6.1万平方米で2018年1月竣工の計画。N棟も5階建てだが、延床面積は、M棟の2.6倍となる16.2万平方米もの規模で、2020年6月竣工を予定している。両棟とも免震工法を採用する。
立地は都道316号線(環状7号線に直結)と国道357号線(東京湾岸道路)の2方路に面し、首都高速湾岸線大井南IC、同横羽線平和島ICからそれぞれ2㎞、東京港国際コンテナターミナルから4㎞、羽田空港国際貨物地区からも8㎞と至近の位置。
東京貨物ターミナル駅構内にあることから、集荷配達トラック運賃が節減できるほか、新たな鉄道貨物輸送の利用量に応じて、賃借料を割引くインセンティブの設定が可能で、物流トータルコストの削減に繋がるとしている。