トプコン▼土木・建築分野の3Dレーザースキャナー3機種をラインアップ
2015年08月19日トプコンは、測量用3Dレーザースキャナー「GLS-2000」を発売した。ラインアップは、測定可能距離130mまでの「ショート」、350mまでの「ミドル」、同じく500mまでの「ロング」の3機種。
スキャニングを高速化し、機器の設置から周囲の写真撮影まで一連の測量作業もスムーズに行える。また独自の測定エンジンを搭載し、データの低ノイズ化を実現。本体の傾きを補正する2軸チルトセンサーにより測定精度も向上している。
測定範囲は水平方向で360度、鉛直方向で270度。天頂まで計測できるため、トンネルや橋梁の下部、室内でも正確な測定が可能。自動で機器の高さを測る機能も搭載している。さらに3Dモデルを作成するためのデータ統合(レジストレーション)は器械点・後視点法、タイポイント法、シェイプマッチング法の3通りに対応。現場環境や測定対象物、要求制度に合わせたレジストレーションが可能となっている。