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岩谷産業▼消防法適合の認定品「防災型非常用ガス発電機」を発売 

2015年09月05日

岩谷産業は、LPガス仕様としては初めて消防法の自家発電設備基準に適合した「防災型非常用ガス発電機」を、9月1日より発売した。

LPガスは東日本大震災を契機に、電気や都市ガスなどのライフラインが寸断された場合でも調理や給湯、暖房に加え、発電用の燃料としても使用できる「災害に強い分散型エネルギー」として、その有用性が再認識されている。

岩谷産業は、これまで、デンヨーとの共同開発による「一般停電型非常用ガス発電機」を、公共施設、病院、介護施設、マンション、工場などのBCP対策のために販売してきた。今回販売開始する「防災型非常用ガス発電機」もデンヨー製で、スプリンクラーなどの防災負荷の設置義務がある施設に対しても導入することが可能だ。サイズは幅2500×奥行1100×高さ1900mmで、整備質量は1630kkg。

また東洋ガスメーターと共同で「残量管理用 超音波式ガス流量計【ERM16】」を開発(特許出願中)し、「防災型非常用ガス発電機」専用のガス供給ユニット「ITIシリーズ(仮称)」も販売開始する。この「ITIシリーズ(仮称)」は、残量管理のほか、耐震性の確保、保安対策、遠隔監視といったさまざまな機能を併せもっている。