物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

日本電業工作▼カメラ・Wi-Fi機能付防災照明灯を開発 

2015年10月19日

日本電業工作 (以下DENGYO)はこの度、防災情報ステーションとして、太陽光パネルによる自立電源運用が可能な照明灯に、長距離無線中継機能、Wi-Fiアクセスポイント機能、監視カメラ機能を付加した「ワイヤレス照明灯」を開発した。設置場所や用途に応じ、「カメラ機能+中継機能」「Wi-Fi機能+中継機能」など3タイプをラインナップしている。

大規模災害を想定したBCP対策(事業継続計画)の重要性が高まるなか、DENGYOで開発した「ワイヤレス照明灯」は、防災情報ステーションとして、災害時における夜間の避難路の照明、避難場所での非常灯としてだけでなく、現場の状況を映像によりリアルタイムで無線伝送したり、緊急時の通信手段としてWi-Fi環境の提供など、防災情報ステーションとしての役割を完全自立電源運用で実現することが可能だ。

カメラは2メガピクセルの高画質カメラを搭載しており、無線伝送機能とアクセスポイント機能には業界最小の低消費電力2.5Wの「FalconWAVE2.4G」を使用している。基幹中継系は、DENGYOの高利得アンテナと組み合わせることで、1対1のポイント トゥ ポイントで最長6km、1台に対して最大4台の子機とのポイント トゥ マルチポイントでは最長880mの無線中継伝送が可能。

設置場所や用途に合わせて、「Wi-Fi機能+カメラ機能+中継機能」、「カメラ機能+中継機能」、「Wi-Fi機能+中継機能」の3つの構成から選ぶことができる。LED照明、太陽光パネル、内蔵バッテリーはすべてのタイプに付属されており、電源も通信光ケーブルも不要の完全自立型で運用可能。

12月より販売を開始する予定で、価格は120万円から。