物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

タナックス▼商品サイズに合わせる段ボール包装システムが稼働開始 

2016年03月21日

タナックスが開発した、商品のサイズに合わせて段ボールを製造する「ボックスオンデマンドシステム」が、ニトリホールディングスで本格稼働を開始した。商品に合ったサイズの包装ケースが簡単に製造でき、作業時間削減・物流コスト削減にも貢献できる。

「ボックスオンデマンド」とは、被包装物に合わせたサイズの段ボールを必要なタイミングに必要な数だけ製造できるシステムで、タナックスが2014年に開発した。蛇腹状に折りたたまれた段ボールシートを材料とし、罫線・カット・スリット加工により包装ケースを製造する。特殊なサイズの商品を誰でも簡単に包装でき、大きな段ボール箱に大量の緩衝材を詰めることもなくなる。作業時間の削減、積載や輸送の効率向上、資源削減等にも効果的だ。

通販事業が発展を続けている昨今、個別の注文にオンデマンドで対応できるシステムのニーズは年々高まっている。タナックスは日本およびアジア地域の総代理店として、ボックスオンデマンドの拡大を続けていくとしている。