パナソニック▼東京都港区と屋外用エアコンの実証実験を開始 
2016年07月19日パナソニックは、夏季のヒートアイランド対策の一環として開発中の屋外用エアコン「グリーンエアコン」の実証実験を、東京都港区と共同で実施する。
今回の実証実験は、港区の新橋駅前西口広場にパナソニックが現在開発中のドライ型ミストを搭載したグリーンエアコンを設置し、屋外空間での冷却性能や利用者の快適性などの検証、効果確認を行うもの。パナソニックは、今回の実証実験を通じてグリーンエアコンの公共空間での需要性を見極め、2018年度の商品化を目指す。
グリーンエアコンは、極微細なドライ型ミストを噴霧させることで蒸発冷却効果を発揮する仕組み。エアカーテンでミスト冷却空間が乱されることを防止するとともに、直射日光をさえぎる日よけも装備されている。また路盤には保水性のある舗装用ブロックを配し、噴霧ミストの水分を保持しつつ蒸発冷却効果により地面温度上昇を軽減する。
8月26日からは、パナソニックセンター東京の屋外スペースでも実証実験も行う予定。