物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
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太陽光発電が物流を変える − 10 

太陽光発電のメーカーの動きも活発だ。三洋電機は、大阪工場の生産能力を大幅に増強させる。シャープも新年から新しい太陽光発電のテレビCMを打ち出した。京セラや三菱電機も昨年、新工場計画を発表している。
 今まで、環境というと、どうしてもコストのかかるものだった。企業ブランドのイメージを上げることが第一義となっており、コストとは相反するものだ。
 太陽光発電は、その“環境=コスト増”という考え方を転換できるかもしれない。
 太陽光発電が物流企業向けと考えるのには、もう一つの理由がある。倉庫や物流センターの屋上に広がる大スペースが有効に活用できるからだ。屋上一面に広がる太陽光発電パネルは、壮観であろう。
 太陽光発電は、能力が上がり、コストも下がってきている。物流施設の新設時から太陽光発電を考えていれば、余計な補強もいらない。
 補助金制度も整い、ブレークスルーを迎えているように思われる。さらに、倉庫・物流センターの屋上一面の太陽光発電パネルは、企業ブランドの向上にも役に立つのではないか。
 物流と言ったら、太陽光発電という時代がくるかもしれない。