物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
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延 嘉隆の物流砲弾<5>物流不動産ビジネスでどう儲けるか? 

 
過去5回にわたり、「物流業界の人は物流不動産を解っていない」ということばかり書き連ねてきたが、今回は、スバっ!と、「物流不動産でどう儲けるか?」について述べたい。と言いつつ、時流に流されない“箸休め”的な文章を書き溜めたいのが本音だ。

◎賃貸の場合
  「イーソーコに電話する」または「イーソーコの物流不動産研修に取りあえず参加」

◎売買の場合
  知り合いや金融機関に、「倉庫の売り案件無い?」と聞く
  同時に、「ウチ、幾らまで引っ張れる?」と聞く
  ロジラテジー(←)に連絡する(笑)

と、たまには、連載依頼を頂いたイーソーコの真意を“忖度”しつつ、シレっ~と、自社の宣伝をしてみようかと思ったりもする(笑)

冗談はさておき。

物流業界に身を転じて10年。バンド風にいえば、後に“音楽性の違い”で袂を分けることになる大学のゼミの同級生の案内で業界の挨拶回りを行った。その数、約200名。そのなかで、面白いな!と感じたビジネスの一つがイーソーコだった(ちなみに、もう一つはトラボックス)。

大谷会長(当時、副社長)は、業界素人の私に会うなり、「自分のビジネスに挑んでくる人がいるとしたらあなただ!」と言った。人生&業界の大先輩に、甚だ、失礼ではあるが、“無礼”だと思った。しかし、“図星”だった。なぜならば、過去の拙い経験、自身の嗅覚で、「これ(物流不動産)は美味しい!」と、嗅ぎ取ったからだ。

当時は、まだ、「物流不動産」という言葉も一般化しておらず、大谷会長の醸し出す胡散臭い雰囲気も相まって、どこか業界全体に“眉つば”的な雰囲気があった。それから10年、物流不動産を取り巻く環境も随分と変わり、一つの産業として熟成してきたのではないかと思う。振り返れば、物流不動産市場の隆盛に、創世記からご尽力されてきた先達に心より敬意を表したい。

筆者なりに物流不動産、ないしは、この連載を紐解けば、既に、手掛けているプレイヤーからは、「お前、余計なこと書くなよ。気づかれるじゃないか」というものであり、そうでない人からは、「これをこうすればこうなる」といった画一的なやり方があるワケでもないので、「結局どうすればいいの?」で終わってしまう。そんなものなのだろうと思う。身近な例えをすれば、「女性は素敵だよ」ということを事細かに説明する・・・のに似ているかもしれない。無粋だ・・・。

もっとも、世の中にある森羅万象が「やってみないと解らない」という性質のものであり、それは物流不動産だけに限らない。

言わば、ヨソモノの筆者からすると、大谷会長があれだけ吠えまくり、懇切丁寧に手ほどきしているのに、「なぜやらないの?」ということが、ずっと、疑問だった。もっとも、以前に書いた“与信”で引っ掛かる会社は致し方ないとしても、それ以外の会社がやらない理由が解らない・・・。

しかし、最近では、「女性に興味が無い」という人もいるので、考え方も十人十色。聞かれた時にだけ答える、やり方を請われた時にだけ教えるというスタンスに変わった。とにもかくにも、やってみたい!と思う方がいたら、お気軽に一報頂きたい。

但し、筆者は田舎者。超絶“東京”が嫌い(それ以前に、基本的に、人と会うのが嫌い)なので、たまたま、都内に行く日に日程を合わせて頂くか、あるいは、筆者の生活圏までご足労頂きたい。結構、遠い。が、空気と景色は超絶いい。都内での面会を希望される方は、イーソーコ期待の星「塩沢祐太氏」に相談して欲しい。嫌々ではあるが、イーソーコでの面会に限り、時間を取りたいと思う。

最後に、「どう儲けるか?」というタイトルのクセに、答えややり方が書いてないとお気づきのあなた・・・、正解! が、しかし、そんなことが世の中に、そうそうあると思うか?という逆質問をしつつ結びの言葉としたい。