全ト協の事業仕分け − 39 
先月25日に行われた全日本トラック協会の事業仕分け。各都道府県トラック協会からの出捐金(しゅつえんきん)が問題として上がっていた。しかし、本当の問題点は、暫定税率とそれが元となっている交付金のあり方だろう。もちろん、事業仕分けの議論の中でも、取り上げられた。
しかし、なんとも、歯がゆい感じを受ける。議論をする時間が短いのに、内容がややこしい。出捐金は金の流れがおかしいという話。各都道府県が決定し、各都道府県ト協にわたっている資金が、全ト協になぜ流れるのかが不明であり、さらに、その資金の使用方法の責任も不明確ということだ。
その資金源である交付金は、そのあり方がおかしいという話だ。軽油引取税の暫定税率の話にもつながる。それを整理せずに、一度に進めた。そのため、何が問題なのかが分かりにくくなった。
さらに問題になったのが、天下りOBの問題。それぞれ、おかしさがある内容なのに、議論をし尽くされずに、不完全燃焼で終わった。それが、全ト協の進め方だったのかもしれないが…。
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http://www.butsuryu-fudosan.com/2010/06/40_1.html
事業仕分けのホームページ
http://www.cao.go.jp/sasshin/shiwake.html