【レポート】OPEN SOHKO DESIGN LAUNCH PARTY 
リソーコinc.は2月29日、Webサイト〈OPEN SOHKO DESIGN〉オープンを記念して、東京都港区の第2東運ビル内のOPEN SOHKO DIY LABにおいてローンチパーティーを開催しました。
新サイトは倉庫をリノベーションしてクリエイティブな空間を創りたいユーザーやデザイナー向けに開設。家具の図面や配置などを簡単にコピー、改変ができる改装アイデア、デザインなどを掲載、データベースとしての役割も持ちます。倉庫をリノベーションする際、DIYで迷ったときなどに役立つモノづくりの方法も公開、クリエイティブな空間の構築に役立ててもらうことが目的です。
パーティーではサイトおよびプロジェクトのプロデュースを担当したデザイン事務所・NOSIGNER(ノザイナー)の太刀川瑛弼代表と、リソーコの池田浩大代表とのトークセッションが行われました。
太刀川氏によれば、知的財産権という概念ができたのは300年ほど前。実際に広まったのは産業革命後で100年ほどにすぎません。昨今は特許を積極的に公開し、普及させる手法が広まっています。
倉庫リノベーションも規格化されたオープンソースの一種となりますが、「積極的に公開していく場をつくることでリノベーションやクリエイティブな空間づくり、DIYなどを広めていきたい」と太刀川氏はデザイナーやクリエイターに対し、オープンソーコデザインへの協力を呼びかけました。
池田氏は、リノベーションという概念の発展や物流の変化が倉庫リノベーションを生んだことを指摘。リソーコの地元である芝浦・港南エリアに点在する倉庫の活用・活性化とリノベーションを結びつけることで、新たなニーズを生み出すことができることを指摘、これまでに手掛けた倉庫リノベーションの事例を紹介しました。
会場となったオープンソーコラボには約50人が集結。通常は非公開となっている同ラボ内には、パレット積載サイズがワークスペースになる「Re-SOHKO TRANSFORM BOX(リソーコトラスフォームボックス)」など、サイト内で公開されているプロダクツが展示され、参加者は興味深そうに眺めていました。
ご来場いただいた皆様、オープニングパーティーにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。