『半径一時間以内のまち作事』ー中﨑隆司さんをお迎えして 
イーソーコグループは2月24日、建築ジャーナリストで生活環境プロデューサーの中﨑隆司さんをお迎えして社内向けトークイベントを開催しました。テーマは「半径一時間以内のまち作事」。中﨑さんが取り組んできた執筆活動や地域活性化などを振り返りながら、今後の街づくりに何が必要かを考えました。モデレーターはリソーコの代表・池田浩大が勤めました。
会場となったのは、イーソーコグループが本社を置く第3東運ビル8階のラウンジ「CONTAINER(コンテイナー)」。約30人の参加社員はメモを取るなど真剣に聞き入っていました。倉庫リノベーションを進めるイーソーコグループならではの建築にまつわる熱い質問も飛び出し、ゲストの中﨑さんに予定時間を過ぎてまで答えていただきました。
トークイベント終了後は中﨑さんをかこんで懇親会が開催されました。ここでも建築や倉庫、不動産、地域活性化などをテーマとした話題で盛り上がり、参加者一同物流不動産に対する思いをあらたにし散会となりました。
当イベントはイーソーコグループの社員に向けた勉強会の一環として企画されたもので、今回が初めてのこころみです。イーソーコグループでは今後もこうしたイベントを通じて、社員教育や物流不動産ビジネスの普及・啓発に取り組んでいきます。
ゲストプロフィール
中﨑隆司(なかさき たかし):
建築ジャーナリスト・生活環境プロデューサー。1952年、福岡県生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。生活環境(パッケージデザインから建築、まちづくり、都市計画まで)に関するプロジェクトの調査、企画、計画、設計などを総合的にプロデュースすること、建築・都市をテーマとした取材・執筆を職業としている。著書に「建築の幸せ」(ラトルズ)、「ゆるやかにつながる社会 建築家31人にみる新しい空間の様相」(日刊建設通信新聞社)、「なぜ無責任な建築と都市をつくる社会が続くのか」(彰国社)、「半径一時間以内のまち作事」(彰国社)ほか。
モデレータープロフィール
池田浩大(いけだ ひろお):
リソーコ(Re-SOHKO Inc.)代表取締役社長。1970年、東京都出身。ディスプレイ会社勤務を経て、1920(大正9)年創業の倉庫会社・東京倉庫運輸入社。2006年、日本最大級の空き倉庫・物流不動産情報サイトを運営するイーソーコグループらの出資でリソーコを設立し、代表取締役に就任。ヴィンテージ倉庫をクリエイティブオフィスやスタジオ、ショールームなどに転用する「倉庫リノベーション」事業を推進し、数多くのリノベーション事例の企画・コーディネートを手掛ける。Amazonインテリアデザイン部門1位を獲得したムック『ウェアハウススタイル』(枻出版社)など、書籍のプロデュースも手掛ける。東京倉庫運輸取締役副社長、東運ウェアハウス取締役、イーソーコ総合研究所取締役、ロジスティクス・トレンド取締役、日本物流不動産評価機構(JA-LPA)理事などを兼務。
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