【LNEWS(http://www.lnews.jp）】ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE)は9月1日から、新型「プレイステーション3」を世界発売するが、新製品の生産拠点は、千葉にあるSONYグループの工場に加え、EMS（受託生産サービス）を行っている中国のホンハイプレシジョンインダストリーとユニハンコーポレーションの2工場。中国の2工場は、内陸部と沿岸部に位置する。3つの生産拠点から全世界に向けて、船便で輸送する。
　年末年始の商戦で需給コントロールがタイトな場合は、重要の動向を見ながら、空輸を利用する可能性はあるが、基本的には海上輸送を活用する。
　新型は、120GBのハードディスクドライブ（HDD)を標準搭載し、年末年始商戦期に向け、ソフトウェアラインアップも充実させ、ハードとソフトの両面からPS3プラットフォームの普及を加速させる考えだ。
　9月1日に、北米、欧州、アジア地域で希望小売価格299米ドル・299ユーロ、9月3日には日本で希望小売価格2万9980円（税込）で販売する。2009年4月－2010年3月期で1300万台の販売を見込んでいる。