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ソニー不動産▼ヤフーと業務提携し、所有者が価格決定できるマンション売買フォームを開発 

2015年07月18日

ヤフーとソニー不動産は7月2日に、日本国内の中古住宅流通市場とリフォーム・リノベーション市場の活性化に向けて業務提携契約を締結した。また本業務提携契約の締結に伴い、ヤフーとソニーは、ソニー不動産の第三者割当増資を引き受け、ヤフーは資本参加、ソニーは追加出資を行うことを決定した。本業務・資本提携により、国内最大級の不動産情報サイト「Yahoo!不動産」と、ソニー不動産の売買仲介やプロパティマネジメントなどの総合不動産サービスを連携させ、日本国内の中古住宅流通市場と、リフォーム・リノベーション市場の活性化を目指すとしている。

また、不動産所有者が主体となって自身のマンションを自由に売り出すことを可能とする新しい不動産売買プラットフォームを共同で開発し、公開する予定。不動産所有者が「自分のマンションを、自分が決めた価格で、自分で売り出す」ことができるようになり、既存の不動産売却方法以外の選択肢として注目を集めそうだ。プラットフォームが活用されることで中古住宅流通市場が活性化すれば、リフォーム・リノベーション市場への波及効果も期待される。

資本提携については、ソニー不動産が第三者割当増資によりヤフーを割当先としてソニー不動産の普通株式を発行し、ヤフーから18億円の出資を受ける予定。また、ソニーも当該第三者割当増資と同時に、ソニー不動産に対して約10億円の追加出資を行う。これにより、ソニー不動産への出資比率はソニーが約56.3%、が約43.7%となりる。

出資は7月中に完了し、新プラットフォームのオープンは今年中を予定している。