ソニー不動産▼工事費込みのリフォームパッケージ商品をアマゾンで提供開始 
2015年07月18日ソニー不動産は、総合オンラインストア「Amazon.co.jp(以下Amazon)」が新設した「リフォームストア」において、7月9日より住宅向けリフォーム商品の提供を開始した。
国土交通省によると、日本の全住宅流通量(中古流通+新築着工)に占める中古住宅の流通シェアは約13.5%で、欧米諸国と比較して6分の1程度という低い水準にとどまっている。この課題に対し日本政府は、新成長戦略の一環として「2020年までに中古住宅流通市場やリフォーム市場の規模を倍増させる」という目標を掲げている。
ソニー不動産の「リフォームパッケージ商品」は、リフォーム需要が高いキッチン、バスルーム、洗面室、トイレを対象としており、これらの設備、材料費と工事費、諸経費など、リフォームに必要な基本費用を含む価格で提供する。
例えばキッチンのリフォームにおいては、シンク、コンロ、換気扇、吊戸棚など設備の設置から、水道、ガスの配管工事までを含めた価格で提供する。Amazonの「リフォームストア」で、商材とデザインなどを選択するだけで、予算に合ったリフォームを注文することが可能となる。
ソニー不動産では不動産売買仲介事業に加え、リフォーム・リノベーション事業の拡大を図っており、顧客が望むリフォームを、シンプルな発注手続きとわかりやすい価格設定で提供し、多様化するニーズにこたえていくとしている。