鴻池運輸▼食品物流3拠点を相次ぎ新・増設 
2015年09月23日鴻池運輸は9月14日、基幹事業の一つである食品関連事業分野の取り扱いを増やすため、配送センター、流通センターを相次いで新増設すると発表した。
具体的には、9月7日に「京都城陽配送センター」(京都府)増設の竣工式を、9月24日には「北関東流通センター」(群馬県)で増設の地鎮祭、11月13日には新設の「岡山早島配送センター」(岡山県)の竣工式を開催する。
「京都城陽配送センター」は新たに5200㎡の倉庫と選瓶棟700㎡を増設し、既存施設と合わせた延床面積は3万1000㎡。2面バースによって入出庫能力も高める。9月7日から稼働を開始している。
「北関東流通センター」は、新たに1万1000㎡を増設し、既存施設と合わせた延床面積は4万3000㎡へと拡大。流通加工、景品セットアップ作業に対応する。2016年4月から稼働予定。
新設する「岡山早島配送センター」は、鉄骨造、2階建ての常温倉庫に200㎡の冷蔵倉庫を併設し、岡山バイパスに面した好立地を活かした延床面積1万1000㎡の配送拠点として運用する。BCP対応拠点として、ことし11月から稼働を開始する。
これら3拠点の新設、増設は既存顧客の業務拡大に対応するとともに、新規の顧客開拓を目指すもので、3拠点でおよそ40億円の投資となる。