オリックスは5月2日、茨城県常総市で開発を進めていた物流施設「守谷ロジスティクスセンター」の竣工を発表した。

敷地面積3万1547m2、地上3階建て、延床面積4万7846m2の規模で、竣工と同時に大手物流会企業への賃貸を開始している。

常磐自動車道谷和原ICから5kmの内守谷工業団地内に立地し、周辺は交通渋滞も少なく、至近の国道16号を利用して千葉県北部や埼玉北部をはじめ、首都圏全域をカバーできる物流適地。

周辺は「つくばエクスプレス」開業後に人口が増加している地域で、守谷市の人口増加率全国的に高く、パート従業員の雇用にも有利。

1階には片面33台と44台、計77台の両面にトラックバースを備え、敷地内には10トン車トラック向けの待機用スペースを22台分、普通自動車の駐車場を146台分確保しており、パート従業員を広域から募集できる。

BCP 対策として非常用発電機を導入し、非常時も荷物用エレベーター、事務所・共用部の一部で照明の使用を一定時間継続させることができ、物流機能の停滞回避が可能。

■守谷ロジスティクスセンター概要
所在地：茨城県常総市菅生町261-1
交通手段：常磐自動車道谷和原IC5km
敷地面積：31,547.89m2
延床面積：47,846.95m2
規模・構造：鉄筋コンクリート造3階建（一部鉄骨造） 耐火構造
その他：床荷重1.5ｔ/m2、梁下有効高5.5ｍ

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