楽天グループは15日、福岡・糟屋郡、大阪・八尾市、神奈川・大和市、東京・八王子市の計4か所で物流センターを新設すると発表した。

楽天は千葉2ヶ所と大阪府で楽天市場出店者を対象とした総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」を運営するが、既存センターの稼働率上昇とEC伸展を背景に4か所の物流センターを開発。

このうち、福岡県糟屋郡と大阪府八尾市の拠点は、それぞれ2023年までに稼働を開始する計画。楽天の物流事業は、7月1日付で楽天と日本郵便が共同でJP楽天ロジスティクス合同会社を出資・運営する計画だ。楽天が投資・開発した省人化・自動化された物流センターを日本郵便の配送ネットワークに組み入れて物流ＤＸを標榜し、他の配送会社及び荷主も参加可能なオープンなプラットフォームの構築を目指す。