日本自動車ターミナル（JMT）は6月27日、東京・板橋区の板橋トラックターミナル西棟で「JMT板橋　新3・4・7号棟」に着工すると発表した。8月から荷扱場1・2号棟の解体に着手し、2025年春の完成を予定している。

同社が進める板橋トラックターミナル再開発の一環で、東棟の二層式バース専用施設「JMT板橋新1・2・5・6号棟」（4月竣工）に続き、開発を行う。

再開発ではバース施設を優先的に更新するため、特別積合せ貨物運送事業各社への負担軽減と早期施設提供を目指し、二層式バース専用施設とすることで工事期間の短縮を図る。

また、柱などの障害物を最低数や接車部にシャッターを設置し、風雨対策やセキュリティ面の向上を図る。南側の5号棟から8号棟の跡地の計画については、今後の物流ニーズと需要動向を鑑みながら、改めて検討していきたいとしている。