日本GLP▼物流環境大賞「特別賞」受賞 
2023年07月02日日本GLPは6月28日、日本物流団体連合会(物流連)主催の第24回物流環境大賞「特別賞」を受賞した。
物流環境大賞は、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓発活動や先進的な技術開発・活用などを行うことにより、環境負荷軽減の面から物流業の発展に貢献した事業者等を表彰する制度。
今回の特別賞は、「GLP習志野Ⅲ」「GLP新木場」において、太陽光発電設備の設置や照明器具のLED化、空調更新工事等のさまざまな環境負荷軽減に資する再生への取り組みが評価された。物流不動産デベロッパー受賞は、今回が初。
GLP習志野Ⅲは1988年1月に竣工、5階建てで延床面積は約1万8650m2。LED化、空調更新および垂直搬送機設置など、既存施設の特性を活かしたリニューアル工事を実施したことで建物の環境性能や汎用性を向上させた。
GLP新木場は2002年8月竣工、5階建て、延床面積約1万9676m2の取得に先立ち、太陽光発電設備の設置、全館LED化のサポートおよび空調設備更新などの環境性能を向上させるための工事をテナント(DHLジャパン)のオペレーションを止めずに完了した。DHLジャパンは電気代の削減とともに、グローバルで推進しているカーボンニュートラルの実現にも貢献した。
日本GLPの帖佐義之社長は、「サステナブルな施設づくりの柱として培ってきた既存物流施設における環境負荷軽減に資する再生への取り組みが評価され、受賞できたことは光栄だ」とコメントした。