【LNEWS(http://www.lnews.jp）】ルックは6月25日、物流センターの移転によよる総額約3億5千万円の特別損失が発生するため、投資有価証券を売却し補填する。
同社は国内物流の集約化による物流コストの圧縮とリードタイムの短縮などによる収益率の向上を目指し、ことし7月に新物流センター（千葉県習志野市）の稼動を開始する。
しかし、物流センター移転により、現在の物流センター（東京都江東区と大阪市西区）の現有設備の減損損失、原状回復費用と移転費用などで総額約3億5千万円の特別損失が発生する見込みとなった。
このため、保有資産の効率化と財務体質の強化を図るため、保有する投資有価証券の一部を売却し、特別利益として投資有価証券売却益約4億円を計上する。平成20年12月期中間期と通期業績予想は現在精査中。
なお、新物流センターは、所在地を千葉県習志野市茜浜に立地し、延床面積25,917.30㎡の規模で、日本全国の百貨店、専門店、直営店舗などに配送する。
現在の物流拠点である東雲商品センター（東京都江東区）は平成20年7月、大阪支店内物流倉庫（大阪市西区）は平成20年8月にそれぞれ新物流センターへ移転し、新物流センターは平成20年7月より稼動を開始する。