日本通運の米国法人が出資する、ティファナ日本通運（長谷秀史社長）はこのほど、メキシコ・モンテレー地区に新たに拠点を開設した。
　モンテレーはメキシコ北部の米国国境に近い、メキシコの第3の工業都市として、日系自動車関連を中心としたメーカーが多数進出しており、同地区の取扱い量も著しく拡大している。こうした状況のなか、モンテレー地区に営業所を開設。米国国境ラレドから同地区へ同社による保税一貫輸送体制を構築、週2便のシャトルトラック便を開始する。これにより従来、同地区向けについては、米国側国境で終了していた輸送が改善され、リードタイムも大幅に短縮する。
　また、モンテレーの自社倉庫は、倉庫管理情報システム「REWARDS」を導入し、VMI（ベンダー・マネージド・インベントリー）、JIT（ジャスト・イン・タイム）などの高品質な物流サービスを提供する。