サンデン・リテールシステム(サンデンRS)は3月31日、埼玉県草加市で同社首都圏最大規模の物流拠点「首都圏物流センター」を竣工した。

東京外環自動車道・外環三郷西ICから4.4kmに位置し、都心部に隣接したロケーションと各主要高速道路や幹線道路へのアクセスが良好なエリア。首都圏のほか、北関東、東北地方などを網羅できる。

2階建て延床面積1万3000m2、大和物流が提供する「草加物流センター」を１棟借りした。4月20日からコールセンターを稼働、本稼働は5月7日の予定。

新センターは大和物流とサンデンが共同で申請した物流総合効率化法の認定を受けたもので、サンデンは分散する物流拠点機能を集約化させ、物流効率化を図る。

施設内にはCVS研修室（コンビニエンスストア模擬店舗）を設置。店舗内の施工、故障診断等の技術訓練、接客応対等の教育訓練から実験的試みを行う。大容量エアコンプレッサー、固形炭酸洗浄機のほか、食品衛生機器を整備するためのクリーンルームも設置する計画。