日本GLPは25日、物流施設に特化した日本最大のオープンエンド型私募ファンド「GLP Japan Income Fund」（JIF）を設立したと発表した。JIFの運用資産は2800億円（26億米ドル）、投資家は年金基金、金融機関、政府系ファンドを含み、大多数はGLPへの投資は初となる。

JIFは、GLPが関東圏と関西圏で新たに開発した先進的物流施設11物件を投資対象とする。

GLPはグローバルで890億米ドル、日本では約190億米ドル（2兆
366億円）の運用資産を有する。この数か月間、全世界で総額47億米ドルの物流ファンドを発表しており、JIF設立に先立ち、この4月には21億米ドルのChina Income Fund I を発表した。

日本GLPの帖佐義之社長は、「JIF設立は重要なマイルストーンであり、アセットマネージャーおよびデベロッパーとして、GLPの強みと実績に裏打ちされた」と述べる。