プロロジスは1日、東京・墨田区の東京スカイツリー近くに都市型賃貸用物流施設「プロロジスアーバン東京押上1」を2月に着工すると発表した。竣工は今年の夏を予定。

既存施設からのリノベーションを実施、物流スペースを含む多機能なビジネス拠点ニーズに対応する。

地上5階建て、延床面積約6900m2の施設をマルチテナント型施設として改修する。1階・3階・4階は物流用途で、2階・5階はオフィススペースとして設計される。1・3・4階にはスロープを利用して4トントラックが直接アクセスできる構造にして、3階に約30台の乗用車・貨物車を駐車可能な屋内駐車場を備える。従来のオフィスビルでは難しかった多数の営業車両や貨物車両の駐車が可能とする。

周辺には東京ソラマチをはじめとする商業施設や店舗が立地。車で5分圏内には約5万人が居住しており、周辺商業施設への店舗間配送やECフルフィルメント拠点、ダークストアとしての利用ニーズが想定されている。