三井不動産と月島機械は3月31日、共同事業として開発を進めていた千葉県市川市の「MFLP市川塩浜Ⅱ」が同日竣工したと発表した。

首都高湾岸線・千鳥ICから約1.6kmに位置、東京外郭環状道路・高谷JCTの開通に伴い、都内主要エリアへのアクセスが良好となった。

4階建て、延床面積は約18万3000m2。各階のフロアは約4万m2と業界最大級の施設規模となる。

1Fトラックバースは国際基準（45ftコンテナ車両）に対応、免震構造・72時間対応の非常用発電機等のBCP対策、車番認証や顔認証による入退館管理等オフィスビル同等のセキュリティ計画とするなど、業界トップレベルの施設スペックを実現した。また、過剰荷積みを事前に防ぐトラックスケール（重量計）設置した。

リゾート感あふれる共用部は、海を一望できるデッキテラスやカフェテリアラウンジ、貸会議室を設置したほか、礼拝室やジェンダーレストイレを整備など、多様な働き方に配慮した快適なワークプレイスを提供。

屋上には、自家用太陽光発電設備を設置、共用部使用電力の100％グリーン化を図る。専有部にはテナントの要望に応じて利用可能な「グリーン電力提供サービス」を提供、SDGsの推進をサポートする。