プロロジスは11月22日、千葉・八千代市と、「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を締結し、八千代市役所内において締結式を執り行った。

災害発生時、八千代市の要請に応じてプロロジスが「プロロジスパーク八千代1」の一部を、物資集積場所及び車中泊避難場所として提供するもの。救援物資を迅速な荷受け、保管する場所の提供と、乗用車約100台分の車中泊避難者の避難場所としての利用を進める。また、トイレや水道設備の利用、八千代市が発信する情報、使用施設周辺の被害状況、道路状況等の情報を提供し、車中泊避難者の支援に努める。八千代市が民間の物流施設と災害協定を締結するのは今回が初めて。

八千代1は10月に竣工。良好な地盤に加え、ハザードマップでも地震時の液状化や大雨による浸水などの想定が極めて低く、防災面・BCPにおいても優位性が高い。また、非常用発電機の燃料オイルタンクを地下に備えており、停電時には防災センターや入居企業の事務所エリアなどの主要機能へ最大約7日分の電力供給を可能としている。