日本GLPは9日、大阪・堺市で「GLP SJL堺」に着工、同日に起工式を開いた。竣工予定は2024年1月末。

台湾の精密工業大手・鴻海グループのJusda Supply Chain Management（JUSDA社）、シャープジャスダロジスティクス（SJL社）と共同で組成したジョイントベンチャーによるプロジェクトで開発。投資額は約180億円。

4階建て、延床面積は約9万3000m2。SJL社が1棟を配送センターとして活用する。開発地は阪神高速4号湾岸線と阪神高速6号大和川線の三宝JCTから3.5km、大阪南港から10kmに位置。

施設内には垂直搬送機増設や床荷重の増強など、テナントニーズを取り入れた設計プランを採用したほか、太陽光発電設備の設置やCASBEEやZEB認証の取得を予定している。