日本出版販売は8日、「物流再編プログラム」第一弾として埼玉・新座市で新物流拠点「N-PORT新座」を7日に開設したと発表した。

日販は持続可能な出版流通の実現に向け、2023年よりグループ全体で「物流再編プログラム」を推進。さまざまな商材・商流に対応した機械設備、グループを横断した新たな倉庫管理システムの構築、ロボティクスなど、最新技術を導入する。ハード、ソフトから汎用性、柔軟性、高い生産性をコンセプトに、取引先の売り場の変化を支える物流を支援する。今回開設したN-PORT新座は、プログラムを体現した第一弾の拠点となる。

新拠点の延床面積は2万5311m2。10月7日より王子流通センターから移管した雑貨の出荷を開始。10月中旬にはグループ内のカルチュア・エクスペリエンスで扱う文具の移管・出荷を開始、11月上旬には王子流通センターから文具を移管して稼働する計画だ。新拠点で扱う貨物は文具雑貨の出荷から開始、出版物の取り扱いも予定している。