コクヨ▼次世代物流拠点「東北IDC」仙台に開所 
2026年10月16日コクヨは13日、宮城・仙台市泉区に新設した物流拠点「東北IDC」の開所式を実施した。11月30日より本格稼働する。オフィス通販「カウネット」を中心とする流通基盤として機能し、東北・北海道全域に向けた安定供給網を担う。
稼働に伴い、カウネットの当日配送エリアが仙台市内全域へ拡大する。常時取扱品番数は従来の北海道向け出荷拠点から2倍強へ拡充され、拠点規模の制約による欠品や代替拠点からの出荷に伴う遅延リスクを大幅に緩和する。
開所式では、国内初となるGTP(Goods to Person)システム「HaiPick Climb System」の稼働デモンストレーションを公開した。さらに、日立製作所のマテハン統合制御システム「ユニバーサル WCS」と搬送計画最適化エンジン「LogiRiSM」を連携させ、メーカーの異なる設備を統合制御して庫内作業の最適化を図る。
また、環境負荷低減に向けた実証も兼ねる。使用済みプラスチックを再資源化した素材を約10%配合し、庫内で用いる折りたたみコンテナ4000個とパレット500個に採用した。自社物流拠点での再生素材導入はグループ初であり、パレットへの適用を通じて実運用における強度検証も進める。
同施設は4階建て(RCS構造)で、延床面積は約1万5000坪。コクヨはこのうち2階と3階の約7000坪を賃借し、テクノロジーと環境配慮を両立させた新たな物流基盤として運用を開始する。




























