コマーシャル・アールイーは4月1日付けで、激変を遂げる市場環境に柔軟に合わせるべく、事業環境に合わせた組織のスリム化と、常勤取締役による本部直轄管理体制への移行をめざした、組織体制へと変更させた。
　同社は不況の影響を大きく受けているマンション・テナント事業を縮小させ、物流施設を中心に据えた事業を展開。
　この施策に合わせ、まずPM事業における物流施設管理事業を強化するため、PM事業本部内に「有効活用事業部」を新設。ここでは物流施設を中心とした有効活用の受注を行い、同本部のPM事業管理面積の拡大へと繋げていく。また、事業系不動産管理を行う事業部を管理形態にあわせ、「サブリース事業部」と「プロパティマネジメント事業部」の2部にて事業展開することを決定した。
　またＡＭ事業における事業規模縮小に伴い、「ホームプランナー事業本部」・「インベストメント事業本部」を統合し、「資産運用事業本部」とし、本部内に「ホームプランナー事業部」と「企画販売事業部」の2部門を設ける。
　非営業部門については、営業部門のスリム化に合わせ、管理本部と経営企画本部を統合し、「管理本部」の1本部体制へ。 管理本部内は、「財務部」・「経理部」を統合した「財務経理部」と、総務部」・「人事部」・「情報システム部」を統合した「総務人事部」、さらに「法務部」、経営企画本部内の「経営企画部」・「関連企業部」・「広報宣伝部」を統合した「経営企画部」の4部体制へとする。