日本レップグループはこのほど、借入金の返済の原資が担保資産に限定されず、債権者は債務者、保証人やその他の返済原資からの返済を請求でき、高リスク型の負債「リコース・ローン」を完済したと公表した。
　世界規模の金融不況が到来するなか、日本レップはバランスシートリスクの低減を最優先の経営課題と位置づけ、リコース・ローンを中心とした有利子負債の早期返済を進めてきた。その結果、リコース・ローンの完済をこのほど終えることができた。高リスク型のリコース・ローンが完済されたことで、有利子負債リスクは激減。同社では、今後もバランスシートのリスク低減化が進み、収益の向上に努めていく方針だ。