【LNEWS(http://www.lnews.jp）】「トヨタ紡織」（本社＝愛知県刈谷市）は9月10日、新富士裾野工業団地（静岡県裾野市）に投資額43億円で建設を進めてきた富士裾野工場が竣工し、生産を開始したと発表した。
　新工場では、トヨタ紡織御殿場工場から移管した自動車部品のシートとドアトリムを生産する。
　国内工場の生産効率化と最適供給体制の構築に取り組んでおり、今回の御殿場工場の再編、富士裾野工場への生産移管はその一環。
　富士裾野工場への移転により、関東地域での生産品目増加にともなう生産スペースを確保し、生産の効率化、物流費の低減、納入先へのサービス向上を図る。
富士裾野工場の概要
所在地：静岡県裾野市須山2810-4
生産開始2009年8月
投資額：約43億円
敷地面積：約61,000㎡
延床面積：約22,000㎡
生産能力：シート24万台/年
　　　　　　ドアトリム29万台/年
従業員数：約250名
　　　　　　（2010年5月移管完了時）