イーソーコドットコム（本社・東京、早﨑幸太郎社長）は、１１日に発生した「東北地方太平洋沖地震」で被害を受けた物流企業に対し、運営している物流営業シェアオフィスを無料で開放する。物流企業に特化したシェアオフィスのため、救援物資の輸送など、物流面での震災の情報交換にも利用できる。
　営業を開始したいが、営業所などが被害を受けているところは多い。そういった企業に対し、机、椅子、LAN環境を無料で開放する。携帯電話やパソコンなどは持ち込みとなるが、急ぎの営業所として運営することは可能だ。また、イーソーコの物流不動産ネットワークとの連動により、新たな営業ネットワーク構築も支援する。物流営業シェアオフィスは、全国に輸送ネットワークを持つSCM共同ネット研究会（滝沢保男代表）も活用している。
　早﨑社長は「東北にある企業の方々のお世話になっている。こんなときに、自分のところでできることをと思って考えた。LAN環境や事務スペースが揃っているので、仮の営業所として活用いただけるのではないかと考えた。物流業界の関係会社が集まっているので、こういった有事の際には、お互いが助け合うこともできる。都心部なので、営業に動くのにも利便性がある」とする。
　物流営業シェアオフィスは、物流関連企業に特化したシェアオフィス。昨年７月から開始している。同業界で活躍する企業がシェアオフィスに集まることで、利用者同士のビジネス創出なども可能となる。
問合せ先は、
イーソーコドットコム
03-5765-7076
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