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センコーは12月9日、宮崎県日向市の細島港に「日向PDセンター」を竣工したと発表した。
新センターは宮崎県北部に分散している倉庫拠点の集約と庫腹拡大を目的とした物流センターで、日向地域をはじめとする7か所の倉庫をスクラップアンドビルドと集約したもの。
これにより、県北部の保管面積は約5万㎡体制となり12月12日に営業を開始する。
日向PDセンターは鉄骨造平屋建て、延床面積2万4437㎡の物流センターで、さまざまな利用を可能とする普通倉庫（1万472㎡）に加え、防塵防虫、温度管理機能を備えた定温倉庫（5938㎡）を備えている。
倉庫棟を2棟で構成し、倉庫間にそれぞれ13mの庇（ルーフ）を設けることで、下屋部分に約6000㎡のトラックバース、荷役スペースを確保。これにより、雨天、強風時にも支障なく荷役作業ができる。
クラウドによる最新のWMS（倉庫管理システム）を導入し、倉庫内のロケーション管理や作業管理を行い、入出庫・在庫管理の精度向上と作業効率の向上を図る。
細島港は2010年8月に重点港湾に指定され、国内外向けの重要拠点港として宮崎県、日向市が港湾設備の整備に力を入れている。新センターは保税倉庫として通関業務をはじめとする各種輸出入貨物の取扱も行う。
■施設の概要
名称：日向PDセンター
所在地：宮崎県日向市竹島町1番43
敷地面積：4万396㎡（1万2220坪）
建物構造：鉄骨造 平屋建て（事務所 地上2階建て）
延床面積：2万4437㎡（7392坪）
普通倉庫：1万472㎡ (3168坪)
定温倉庫：5938㎡（1796坪)
事務所：1194㎡ (361坪)
バンニング場：750㎡（227坪）
下屋：6084㎡（1740坪)