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大塚倉庫▼サンヨー食品と四国地区で共同物流 

2012年07月18日

 【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/
 大塚製薬グループの大塚倉庫(大阪市港区)は今月から、即席麺業界大手のサンヨー食品(東京都港区)と、四国地区で共同物流を開始する。異なる業界での共同物流は両業界で初の試み。両社の製品特性を活かし配送車両の効率化を図ることで、輸送コストの軽減やCO2削減を図るのが狙い。
 大塚倉庫では、大塚製薬とサンヨー食品両社の物流特性を調査。夏が繁忙期で「ポカリスエット」など重量のある商品を取り扱う大塚製薬と、冬が繁忙期で「サッポロ一番」など軽量な即席麺が主力のサンヨー食品の物流を組み合わせることで、季節によって生じる物量の変動リスクを補完し、配送車両を有効活用できると判断した。
 大塚倉庫では、「配送先となる卸や小売店などの重複率も高いことから、両社にとって高いシナジー効果を生む最適な組み合わせ」としている。