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魚津海陸運輸倉庫▼センコーと連携強化、人材育成で指導仰ぐ 

2013年05月01日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 魚津海陸運輸倉庫(本社・富山県魚津市、田村繁樹社長)はセンコー(同・大阪市、福田泰久社長)との連携を深めていく方針。
 人材育成でセンコーのノウハウを活用するのをはじめ、現場での営業情報の共有も進める。同社の力も借りながら、将来に向けての盤石な経営・事業基盤をつくり上げる考えだ。
 まず4月1日、役員就任を前提にセンコーの本社事業開発本部副部長や千葉センコー運輸整備社長などを歴任した川端治氏を社長補佐として迎え入れた。9月からの新年度経営方針づくりにも参画させる。
現場での交流も推し進める
 さらに、社員の教育面でも今後、〝センコー流〟のやり方を導入し指導を仰ぐ。全国の営業拠点などの現場では互いの営業関連情報を持ち寄って交流を進める。
 魚津海陸は積極的な営業展開を進め、これまで全国に11のグループ会社と1協同組合を設立。事業拡大に突き進んできたが、迅速な拠点づくりに即した人材育成が十分には進まなかった。
 この点を踏まえ田村社長が昨年決断しセンコーに将来に向けての発展へのサポートを依頼した。資本提携はないが、センコーの力も取り入れて新たな成長の土台を構築していく計画。(谷 篤)