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ユニーグループ▼マザー物流センター稼働 

2013年11月01日

【LNEWS】
ユニーグループ・ホールディングスは10月21日、ユニーグループ
共同物流の拠点となる「ユニーグループマザーセンター」を稼動した。
マザーセンターの稼動により、各メーカーは商品を一括して配送する
だけで済むため、全国32か所にあるユニーとサークルKサンクスの
物流センターまでの配送ラインを一本化することで、物流コストを
低減することができる。これらにより、年稼動で約1億円の利益改善を
見込んでいる。
また、サークルKサンクスでは、小商圏対応として取り組んでいる
店舗のミニスーパー化に伴い、一般加工食品の商品改廃は
今後さらに増加することを予想。「マザーセンター」を通して
主体的に商品供給を行い、各物流センターの在庫量を一括管理していく。
これにより、コンビニエンスストアでは比較的動きの少ない調味料などの
一般加工食品についても、物流センターの在庫量を適切な水準で維持する
ことができるため、機動的な商品改廃が可能となる、としている。
なお、ユニーグループは2012年5月29日に発表した「ユニーグループ・
シナジー5か年計画」の主要施策の一つとして、「マザーセンター」に
より3年目の2015年度に年間7億円の利益改善を図る計画を掲げている。
この計画のもと、2013年2月から中京地区で実験運用を行ってきた。
今回の「マザーセンター」はこの実験の検証結果を受け、プライベート
ブランド「スタイルワン」「プライムワン」の一般加工食品(菓子・
飲料を除く)を対象に、計画を一部前倒しして稼動を開始するものだ。
物流部門ではこの5か年計画で、14億円の利益改善額を見込んでいる。
■マザーセンター概要
所在地:愛知県小牧市上末小坊田1296-1トーカン小牧流通センター内
敷地面積:約1500坪
取扱商品:「スタイルワン」「プライムワン」の一般加工食品
(菓子・飲料を除く)
(「スタイルワン」「プライムワン」の食品計の仕入高の内、
約15%(2013年度上期実績))
運用方法:マザーセンターより全国32か所(ユニー6か所、
サークルKサンクス26か所)の物流センターまで仕分け・配送