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大林組▼自動ラック倉庫、耐震性向上技術を開発 

2014年09月02日

【 LNEWS http://lnews.jp 】

大林組は8月21日、地震時の自動ラック倉庫からの荷物の落下を低減できる「TMD(チューンドマスダンパー)制振技術」を開発・実用化したと発表した。

開発したTMDは、付設の自動搬送設備を用いてラック最上段に配置できるなど、大がかりな工事を必要としないため、特に既存施設へ容易に適用することが可能。

新築の施設にも採用でき、既存・新築を問わずに、自動ラック倉庫からの荷物の落下を大幅に低減することができる制振技術。

既に多くの高層ビルの風揺れ対策などに使用されているが、この考え方を自動ラック倉庫の荷物の落下低減の機能として採用した。