エヌ･ティ･ティ・ロジスコ（NTTロジスコ）は5月27日、3PL事業を運営する平和島物流センタに医療機器の洗浄設備を導入し、医療機器の洗浄・メンテナンス業務を含む総合物流サービスを6月1日から開始すると発表した。

平和島物流センタは羽田空港へのアクセスに優れた立地にあり、緊急時の利便性を重視する医療機器メーカーを中心に3PLサービスを提供。

顧客の洗浄業務効率化のニーズに応え、更に複数の顧客が利用できる共通プラットフォームとして低コストの洗浄サービス提供の、マルチクライアント型の洗浄設備を導入した。 

洗浄設備の設置は、全自動超音波洗浄装置が1基、簡易洗浄装置が4基、乾温風循環乾燥機が3基。

全国の病院で利用される医療機器を、平和島物流センタ内で洗浄・メンテナンスしてストックすることで、在庫拠点と洗浄・メンテナンス拠点間の輸送が不要となり、リードタイムの短縮、在庫回転率の向上、流通在庫の圧縮が可能となる。

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