ANAグループ▼江東区辰巳に1.9万m2の大型物流拠点、5月着工 
2016年01月19日ANAホールディングスは1月7日、グループのOCSが東京都江東区辰巳に「OCS東京ロジスティクスセンター(仮称)」を建設すると発表した。
国際エクスプレス事業の拡大を目的に、本社(東京都港区芝浦)と新木場オペレーションセンター(東京都江東区新木場)の機能を集約し、2017年10月の稼働を目指す。
5月に着工し、8階建て、延床面積1.9万m2の規模で、来年8月竣工の計画。
羽田と成田空港の利便性を最大限活用できる立地を活かし、分散していた物流機能を集約することで、沖縄貨物ハブを活用した国際エクスプレスのよりスピーディなサービスを実現する。
貨物自動仕分け機を導入して処理可能件数を現在の約3倍とすることで、効率化と生産性向上によるサービスの充実を図り、多様化するニーズに対応する。
OCSは、中国・香港・韓国・台湾・タイ・ベトナム・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・インドネシア・インドの12の国と地域で事業を展開しており、沖縄をハブとした「アジアネットワーク」を構築している。
中国の欧西愛司物流(上海)(OCS SHANGHAI)では、中国国内拠点数を24拠点まで拡充している。
e-コマースビジネスの取込みやスピードが要求される生鮮食品の輸送、フォワーディング事業、流通加工など東京ロジスティクスセンターを活用した新たな領域への拡大、アジアでの確固たる地位を築く確実な事業成長を図る。
■OCS東京ロジスティクスセンター(仮称)の概要
所在地:東京都江東区辰巳
敷地面積:約6,600m2
延床面積:約19,000m2
構造/階数:鉄骨造(基礎:RC造)/地上8階建
【 LNEWS http://lnews.jp 】