【LNEWS(http://www.lnews.jp）】宮越商事（株）は10月1日、中国陝西医薬控股集団有限責任公司と子会社を設立することで合意した。西部大開発に基づく西北地域最大の医薬流通卸会社「西北現代医薬物流卸センター」を設立する。
中国政府が進める、地域発展格差是正の重点政策の一つ｢西部大開発｣を背景に西北地域最大の医薬流通卸会社を設立し、医薬流通改革を加速させ、流通業界の合併・再編を促す狙い。先進の情報システム管理による物流・卸センターの構築と小売チェーン店を展開し、地域社会、生活水準の向上に努める。
子会社は、医薬品の仕入、代理、入札、卸、チェーン店経営、医薬品倉庫・保管、病院配送、農村合作医療、医薬品の電子ビジネス、医療機器の販売などを手掛ける。
まず、中国西北地域の中心地西安市に、現代物流センターを建設し、先進の物流流通情報システムを配備、配送面では陝西中国郵政公社とも連携を取り、西北地域を代表する医薬関連企業、西安ヤンセンファーマ、J&Jグループなど多くの西側医薬関連企業と取引を行っていく。
12月に設立し、2008年1月から事業を開始する。