【LNEWS(http://www.lnews.jp）】日本たばこ産業（株）（JT）は、JTインターナショナル社とGallaher社との統合計画に基づき、オーストリアのLinz工場を閉鎖する方針を固め、現地労働組合と具体的な協議を開始した。
Linz工場での製造は2009年末までに終了することとしており、同工場の閉鎖に伴い、ウィーンの製造間接部門を含め約300人が合理化対象となる。オーストリアではこれまでLinz工場とHainburg工場の2工場体制としてきたが、今後はHainburg工場に必要となる機械設備の投資を実施するとしている。
Linz工場の閉鎖により、JTインターナショナルの工場数は、9月27日に公表した英国Cardiff工場の閉鎖とあわせ、2工場減の31工場となる。
Linz工場の概要
所在地：オーストリア オーバーエスターライヒ州
主要製造銘柄：Memphis、Benson&Hedgesなど
年間製造数量：約200億本
Hainburg工場の概要
所在地：オーストリア ニーダーエスターライヒ州
主要製造銘柄：Memphis、Benson&Hedgesなど
年間製造数量：約145億本