【LNEWS(http://www.lnews.jp）】キムラユニティー（株）は10月15日、中国での事業拡大に伴い子会社「広州広汽木村進和倉庫有限公司」の第2倉庫を建設すると発表した。
中国子会社は、現地の自動車産業の発展が著しく、日系自動車メーカーなどの進出も進んでいることから、広州市で物流サービスを展開するために2005年11月に設立。最近の主要顧客の急速な事業の拡大に伴う物流ニーズが増大しているため、増資と第2倉庫の建設を行うことにしたもの。
新たに150万米ドル（約1.8億円）を増資し、登録資本450万ドル（5.3億円）に資本増強する。引受け先は、キムラユニティーが111万米ドル（約1.33億円）、広州汽車商貿有限公司37万5000米ドル（約4500万円）、進和（株）1万5000米ドル（約200万円）。増資後の出資比率はキムラユニティー72.7％、広州汽車商貿有限公司25.0％、進和2.3％となる。
増資で得た資金は第2倉庫建設資金に充当し、第1倉庫の隣接地に建物面積約8000㎡の施設を設置する。第2倉庫完成後の総倉庫面積は1万4000㎡で、総投資額は約2000万元（約3.2億円）。12月には稼働開始の見込み。