ブリヂストン▼北九州新工場、佐賀工場に総額約320億円投資 
2007年11月01日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】(株)ブリヂストン(社長荒川詔四)は、超大型と大型建設車両用ラジアルタイヤの継続している世界的な需要増に対応するため、2009年下期から生産開始を予定している北九州新工場の生産能力を拡大する。
これに伴い、佐賀工場で生産している建設車両タイヤ用スチールコードの生産能力も併せて拡大し、投資総額は、約320億円を見込んでいる。
超大型、大型建設車両用ラジアルタイヤは、世界的な鉱山資源の生産増加に伴い、大幅に需要が伸長しており、この需要が高水準で推移する見通しで、同社は、すでに昨年末に北九州に超大型、大型建設車両用ラジアルタイヤの工場建設を決定しいるが、今後も引き続き見込まれる旺盛な需要に対応するため、新工場の生産能力拡大を決定した。
また、これに併せて、建設車両用スチールコードを生産している佐賀工場についても、生産能力の拡大を図る。
北九州新工場の生産能力拡大は、2008年下期より新建屋の増築工事を着工、2010年下期に生産を開始し、順次拡大し、生産能力(新ゴム量)は、2012年末までに日産約50トン増え、現在進行中の生産拡大計画完了後の時点から約20%アップする見込み。