物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

給与体系▼運輸・倉庫は43.4%が見直し 

2016年11月06日

帝国データバンクは10月17日、最低賃金改定に関する企業の意識調査を発表した。

最低賃金の改定を受けて給与体系を「見直した(検討している)」企業は 35.0%となり、特に非正社員を多く抱える「小売」(48.9%)や「運輸・倉庫」(43.4%)「製造」(41.0%)で4割を超えた。

他方、「見直していない(検討していない)」企業は 49.1%となった。地域別では、「北海道」(43.4%)が最も高く、「九州」(40.7%)、「中国」(40.2%)で4割を上回った。

なお、まとめでは、2016年度の最低賃金改定は10月1日から中旬にかけて全国で実施されるが、今回の引き上げ額は2002年度以降で過去最大となった。また、個人消費の弱含みが続くなかで、賃金の上昇は消費改善の基盤となることが期待されている。

【 LNEWS http://lnews.jp 】