ニューシティコーポ▼「ニューシティ横浜ロジスティックスパーク」着工 
2008年05月16日 【物流ウィークリー http://www.weekly-net.co.jp/】環太平洋地域で不動産投資ビジネスを展開するニューシティコーポレーション(東京都港区)は、横浜港・大黒埠頭近くで計画中の大型物流センターの名称を「ニューシティ横浜ロジスティックスパーク」とし、A棟の起工式を23日に行った。
同計画は、横浜市鶴見区・大黒埠頭近くの開発面積約22万8500平方mの敷地に、総延床面積約57万1000平方mの物流施設4棟(地上7階建て)を配置するというもの。
東京電力・横浜火力発電所に近接する地の利を生かし、特別高圧2回線を受電し、停電による影響を最小限化した高機能物流センターとなる。スケールメリットを生かして給油施設や展望レストラン、売店、ドライバーズラウンジ、簡易宿泊施設などのアメニティー施設も計画されている。
敷地の緑地化では、横浜市条例で定めた緑化基準15%を大きく上回る25%の緑地面積を確保。A棟の建築計画では、同市の建築物環境配慮制度に基づく建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)でAランク評価を取得している。
また、大地震による建物の損傷を最小限に抑え、荷崩れによる事故や荷物の損傷にも配慮した「免震構造」や、物流動線の効率を高める上り・下り専用のランプウエーを設置した「各階バース方式」も採用している。
今回のA棟は、敷地面積約4万7975平方m、延床面積約13万1869平方mで、09年4月の竣工を予定。設計・施工は、鹿島建設横浜支店。同社では、今後、他の3棟も順次着工していく予定としている。
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