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東京圏大型物流施設の空室率は前期比横ばい 

2019年05月19日

JLLは、東京圏のロジスティクス市場2019年第1四半期の動向を発表した。

東京圏の空室率は4.1%、前期比横ばい、前年同期比1.1ポイント低下となった。東京ベイエリアの空室率は0.0%と前期比・前年同期比ともに横ばい、内陸エリアも空室率が6.3%と前期比横ばい、前年同期比2.1ポイントの低下となった。新規供給と空室消化が均衡した結果、空室率は横ばいとなった。

東京圏の賃料は月額坪当たり4251円、前期比0.8%上昇、前年同期比1.5%上昇となった。東京圏における新規供給の賃料水準が賃料上昇を牽引した。東京ベイエリアは前期比0.8%上昇、前年同期比3.0%上昇、内陸エリアは前期比0.8%上昇、前年同期比1.4%上昇となった。

賃貸市場は、大量の供給が予定されているが、土地価格の上昇及び建築コストの上昇を反映して、賃料は上昇傾向で推移する見通し。