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センコー▼「上海低温物流センター」稼働 

2021年04月19日

センコーグループホールディングスとランテック、中国の中外運跨境電商物流(シノトランスエア)の3社が出資する合弁会社・中外運扇拡国際冷鏈物流(上海)は、中国・上海市に「上海低温物流センター」を稼働開始した。

シノトランスエアは、センコーの現場力とランテックの冷凍・冷蔵物流ノウハウを活かし、中国国内の冷凍・冷蔵物流需要に対応するため設立。2018年11月に稼働開始の「北京物流センター」に続き、今回同社2拠点目の低温物流センターを開設させた。

上海港から約40㎞、虹橋空港からのアクセスは約13㎞、上海市と近郊主要エリアを繋ぐ高速道路や上海市及び近郊地区をカバー。シノトランスエアのグループ会社が所有する倉庫の一部を賃借し、延床面積約3830m2の2階建て冷凍・冷蔵倉庫として運営する。

トラックバースにはドックシェルター8基を備え、移動ラックやドックレベラー、垂直搬送機の導入で荷役効率の向上を図ると共に、冷凍・冷蔵設備も日本製の省エネ型の自然冷媒冷凍機を採用、CO2排出量削減にも配慮した。