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T2▼自動運転化レベル4開発目指し、35億円資金調達 

2023年09月03日

自動運転技術を活用した物流インフラの構築を目指すT2は1日、9社から総額35億円の資金調達を実施したと発表した。

T2は自動運転技術を活用することで輸送キャパシティ不足の解決、物流業界の未来を支えることを標榜。今回の調達で技術系の人員雇用、レベル4自動運転トラック(2026年提供開始予定)を活用した幹線輸送サービスの開発を目指す。

今回の出資は宇佐美鉱油、東邦アセチレン、三井住友海上火災保険、三井倉庫ロジスティクス、JA三井リース、KDDI、紀陽キャピタルマネジメント、大和物流、三井住友信託銀行によるもの。

T2による調達額は、6月のAラウンドで三菱地所から調達した12億5000万円と合わせ47億5000万円に増額した。株式の持ち分は親会社である三井物産が約52%、Preferred Networksが約13%、三菱地所が約12%、残りを今回の出資企業が数%ずつ持ち合う。

同社は2026年のレベル4サービスインまで約80億円の資金を調達する計画だ。